リスクヘッジについて考えていきます。
そもそもリスクヘッジとは資産運用を行う中で起こりうる出来事のリスクを予測して
リスクに対応できるように対応することをいいます。
たとえば株式投資で業績が良くて割安な銘柄があったとしたらみなさん買いますよね。
そのためみんなが今後買ってくると想像して買っておけば儲かることができると想像できますが、
自分がこの業績が中国が崩壊したとしたらどれだけ業績が良くても日本の株価がすべて下がっていくことになります。
こういった事態に備えてなんらかの銘柄などを売るなり買うなりして下がっても大損しないことを目指します。
このときのなんらかの銘柄などを売るなり買うなりは、いったいなにをトレードすればいいのかを考えます。
これは前回紹介したように
① TOPIXで反対売買をする
② JPX400で反対売買をする
③ 同じ市場の銘柄を反対売買する
④ 同業他社で反対売買をする
⑤ 何らかのファクターにおいて反対売買をする
といった5つを上げました。
これはヘッジしようとしているものがなんなのかを考える必要があります。
つまり株価は何によって動くのかが重要となります。
たとえば株価は市場全体の動きに影響される部分があります。
日経平均が大幅に下がった時(2016年1月)などはどれほど好材料があっても
市場に影響され株価は下がってしまいます。
またセクターにも影響を受けます。
セクター全体に影響を与える法改正などがあれば(たとえばグレーゾン金利の廃止など)
セクターに影響はあっても日経平均にはそれほど大きく影響は与えない可能性があります。
こういった部分を考えてどの部分をヘッジするのかを考える必要があります。
つまり市場全体の影響をヘッジするのかセクターの影響をヘッジするのかといった具合です。
ここらへんについて次のブログで記載していきます。