2016年度上半期の金相場のチャート
自分のトレードにおける上半期の反省点として利益目標が高すぎたまたは柔軟性が欠けていたと思っています。
今年の自分の目標は年利20%~30%といったものでした。
これは前年の利益率とほぼ同じであり、
またトレードの仲間たちと作成したトレードシステムのひと月当たりの利益率がヘッジをかけても約3%あったため
無理な目標ではないと考えていたためです。
ところがこの目標利率が上半期のトレードでは邪魔をしました。
なまじひと月の利益率が約3%と考えていたため、それ以下になりそうなトレードをしなかったのです。
本来であれば月の利益率がプラスであれば十分であると考えられるところ3%以下の利益しかでなさそうと考えて
3月と5月にトレードをしていませんでした。
年初において今年はいろいろなリスクが表に出てくることにより金が上がると考えていたにもかかわらず
金を買っていなかったのは失敗だったと思っています。
ちなみに3月と5月に金を買っていたら月利でマイナスになっていましたが結果論にすぎないと思っています。
ここからは自分の考えですが、
トレードで利益目標を立てて置くことは重要ですが、目標の立て方には注意を払う必要があると思います。
まずトレードで利益目標を立てることがなぜ重要かといいますと
①目標を立てることでモチベーションを維持すること
②ほぼ不可能な利益を追い求めずに済むこと
の2点だと思います。
まず①については目標があれば人はそれに向かって行動しやすくなるのでモチベーションが保ちやすいからです。
次に②についてはたとえばトレードの資金が100万円しかないにもかかわらず年に1,000万円稼ぐという目標を立ててしまうと
月に約80万円は稼がなくてはならなくなります。つまり月に80%以上稼ごうと考えていることになるので現実的とはいえないと思います。
であれば自分のレベルにあった金額を目標として設定しなおしてトレードをすることで焦らずにトレードができるようになります。
目標の立て方の注意点については次回書きたいと思います。