引き続き投資戦略フェアEXPO2016の感想とトレードアイデアを書いていきたいと思います。
なおこの記事は後日、①の記事と統合し一つの記事として表示いたします。
② 池田俊道さんの「中小小型株投資の醍醐味とリスクヘッジ」について書いていこうと思います。
この池田俊道さんも中原圭介さんと同じく「株価が上昇を続ける相場は終わり」といい、
このさき「売りを究めることが重要」とのことでした。
リスク管理についてお話しされていましたが、ほとんどは実践していたため
あまり心に響きませんでした(その通りだよねと共感はしましたが)。
しかしヘッジのかけ方において大きなアイデアをいただきました。
自分はロング・ショート戦略でヘッジをかけるときは、
たとえトレード対象銘柄がマザーズの銘柄であってもTOPIX(1306)を使ってヘッジをしていました。
そのため個別銘柄で損を出し、ヘッジとして組んだTOPIXでも損を出すといったことがままありました。
この「両建ての両損」に近いことの解消方法として、池田俊道さんが言うにはTOPIXを使用するよりも
JPX日経インデックス400先物や
個別株のプットオプションを買ったりコールオプションを売ることのほうが
優位性があるかもしれないとのことでした。
セミナーでは対JPX日経インデックス400先物でヘッジした結果を見せていただきましたので
自分が使用しているシステムにもTOPIXだけでなくJPX日経インデックス400先物で差分を取って
自分のシステムの優位性を確かめてみたいと思います。
気になったのは時間の関係上説明されていなかった個別株のオプションを使った方法に関しては
理論的には正しいとは思うのですが、個別株のオプションの数と流動性が少なすぎて現実的ではないのではと思いました。
次回も引き続き投資戦略フェア2016の感想とトレードアイデアについて書いていきたいと思います。